【開催レポート】北海道初開催「女性のカラダを正しく知る」国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA HOKKAIDO 2023

国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA HOKKAIDO 2023
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3月5日。札幌は前日の吹雪が嘘の様にやみ、朝から澄み切った青空が広がりました。
まだ冬物のコートが必要な寒さでしたが、会場に一歩足を踏み入れるとミモザの花が咲き乱れ、ドレスコードHAPPY YELLOWを身に付けた約120名の参加者とゲストが集い、春爛漫の雰囲気。

国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 北海道 2023
国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 北海道 2023

 北海道初開催となるHAPPY WOMAN FESTAのテーマは「女性のカラダを正しく知る」。

女性が生き生きと自分らしい人生を送るためにどうしたら良いのか?社会環境や法制度の整備なども重要ですが、長年、医療取材に携わる者として、まず解決すべきは「各ライフステージで起こる女性特有の健康問題」だと考えました。
月経や更年期症状の悩み、女性特有の病気…正しい知識不足から誤った対処をしたり、誰にも言えず“我慢”していることが多いのが現実です。今こそ、女性の健康に関する正しい知識を広め、男女共に社会全体でヘルスリテラシーを高める時。我慢しないで!悩みや不安を共有して、オープンに話し合うことから始めたい…北海道の女性たちへ贈る(男性にも考えてもらいたい)3本のトークセッションがスタートしました。
 

もう生理に苦しまないで…知っておきたいPMS・月経困難症

国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA HOKKAIDO 2023

 まずは、北海道出身の芸人バービーさんとNTT東日本札幌病院 産婦人科の寺本瑞絵先生をゲストに迎え、「月経前症候群(PMS)」についてのトークセッション。
 YouTubeなどで月経について発信しているバービーさんは「月経1週間前になると、頭が働かず仕事にも影響が出る」と自らの体験を打ち明けると、寺本先生は「月経のある女性の7〜8割が月経前になんらかの症状がある。生活に困難を感じるほど強いPMSがある人も5.4%程度いる」と指摘します。
 PMSは、イライラや気分の落ち込み、不安感、怒りっぽいといった精神症状、下腹部や乳房の張り・痛み、頭痛、手足のむくみといった身体症状が代表的。様々な不調が複合的に発生する上、個人差も大きく、症状の種類は200種類以上あると言われています。

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 バービーさんは「月経のことは、あまり他人と比べたことがないので、PMSと気づかずに“私って病気?”“どうせ私なんてダメなんだわ”と知らず知らずのうちに自分を責めてしまう人、落ち込んでしまう人も多いと思う。私もそうだった…」と話し、日頃からパートナーや家族と月経について話し合い、理解してもらうことの大切さを呼びかけました。寺本先生は「自分を責めることで症状を悪化させてしまう人もいるので、PMSだときちんと分かれば乗り越えられる」と強調し、自分でできるPMSチェックや治療法、セルフケアなどについて説明しました。

 最後に、いまPMSや月経に苦しんでいる人へ…寺本先生は「100年前に比べると、月経の回数は50回から450回と約9倍になった。しかし“生理痛や月経前の辛さなんて我慢するもの”という考え方が一般的。人によっては、辛い症状の裏に病気が潜んでいることもあるので、どんな些細な不安でも良いので婦人科に相談して欲しい」と話すと、バービーさんも「何でも相談できるかかりつけの産婦人科を持つのが良い。自分に合う先生を見つけるためにも、まずは病院に行くことが大切」と呼びかけました。

働くすべての人たちへ…更年期と仕事を両立するには

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 続いては、株式会社クリエイティブオフィスキュー 代表取締役の伊藤亜由美さん、昭和大学医学部 医学教育学講座の有馬牧子先生と一緒に、「更年期と仕事」について意見を交わしました。
 伊藤さんは「50歳頃に閉経し、急にホットフラッシュが起きる様になった。これは更年期症状だと思い、病院に行った」と自身の経験を振り返ります。有馬先生は更年期症状について「女性ホルモンの減少によって、月経周期の乱れやほてり、発汗、動悸、頭痛といった身体症状、うつ気分、不安、眠れないイライラなど精神症状も起き、更年期世代の7割くらいの方に何らかの症状がある」と話します。
 更年期を迎える世代(45~54歳)の働く女性は735万人、働く女性の4分の1を占め、この世代が健康に働けるということは、社会全体の活性化に繋がります。しかし、有馬先生も関わった「更年期と仕事に関する調査2021」によると、働く女性のうち“更年期症状が原因”で「仕事を辞めることを検討した」割合は10.2%、「仕事を辞めた」割合は9.4%でした。

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 それに対し伊藤さんは「更年期世代の女性たちは、これまで一生懸命、仕事を続けキャリアを積んで頑張ってきた。そんな女性たちが、周囲の人からも理解されずに自信をなくして、離職を余儀なくされてしまうのは、本人はもちろん、企業にとっても大きな損失」と訴えます。
 一方で、有馬先生は「更年期は男性にもある。概ね40代以降から男性ホルモンの減少により症状が出るが、減り方は緩やかで、女性の様に閉経という目安がないので気づきにくい」と更年期は“男女共通の課題”だと指摘。また「生理休暇は、男性上司に知られたくないという思いから、取りにくいという声も聞かれる。更年期症状で体調が悪い時にも安心して休める様な、休みやすい制度の議論が必要」と課題点を投げかけました。
 最後に、伊藤さんは「性別に関わらず、更年期を正しく理解して話しやすい環境を作ることが重要。社内で情報を共有し、助け合って仕事のしやすい環境を作っていきたい」と、これからの職場のあり方に意見を述べました。

“the change of life”〜更年期からの私らしく生きるススメ

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最後は、ミュージシャン・エッセイストの野宮真貴さん、昭和大学医学部 医学教育学講座の有馬牧子先生と「更年期からの生き方」について熱いトークが繰り広げられました。
現在60代の野宮さんは「小さな字が見えにくくなったり、スタジオに着くと汗が吹き出し、すぐ仕事に取りかかれないこともあった。パーティの誘いにも気後れしてドタキャンなんてことも」と自身の更年期を振り返ります。また「未だに女性同士でも更年期について話すのはタブーの様な雰囲気がある。母親からも聞いてなかったし、若い頃は更年期って得体の知れないものだと思っていた」と話すと、有馬先生は「誰にも相談できず、気軽に口にしづらいという方も多い。知らず知らずのうちに更年期症状と向き合っているかも。40代半ば頃になってこれまでと違った心身の不調を感じる様になったら、更年期に詳しい婦人科を受診することも大切」と訴えます。

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しかし、有馬先生によると、更年期症状を経験した人のうち「医療機関を受診した人」は約3割。約7割は受診していないのが現状です。有馬先生は「更年期症状には有効な治療法がある。その一つ、ホルモン補充療法は飲み薬、貼り薬(パッチ)、塗り薬など、その人に合わせた選択肢が開発されている。更年期は正しく対処すれば、決して怖いものではない」と強調します。
 2019年に「大人の女史会」プロジェクトを立ち上げ、更年期に関する発信を続けている野宮さん。
「女性ホルモンが枯渇しても“心”は枯らさないで。若い頃に戻りたいと抗ったり、加齢を憂いたりしている時間はもったいない。更年期は周りの景色や人、物事をじっくりと味わう人生に移行する時期」と話し、「老眼になったことを憂うよりも、お洒落な老眼鏡がファッションアイテムに加わったと考えたり、トーンが落ちた髪や肌には、ダイヤモンドや赤い口紅が似合う様になる。残りの長い人生の中で“今が一番若い”のですから、今を輝かせて成熟した素敵な女性を目指しましょう」とアドバイスすると、会場の女性たちからは大きな拍手が送られました。
 

ミモザの花と共に、“笑顔の花咲く”会場にー

国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 北海道 2023

 トークセッションの間には、GANON FLORIST CEOでフラワーアーティストの清野光さんによる
HANANINGEN スペシャルパフォーマンスが行われました。人々の頭に花を飾ることで自然の価値を広め、“自然と人が共存できる時代“を目指すHANANINGENプロジェクト。今回は、バービーさんの頭に国際女性デーのシンボルフラワー“ミモザ”の花を咲かせました。
 その他、会場にはミモザのフォトスポットや、特別協賛メディカルシステムネットワーク(なの花薬局)による肌チェックや血管年齢を測定するブース、フェムテック商品や漢方薬やケアグッズなど女性の健康に寄り添った商品も並びました。

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 最後の挨拶で、「少しでも元気になりましたか?」とたずねると、皆さん大きく何度もうなづきながら満面の笑み。ミモザと共に、笑顔の花咲く中、初開催のHAPPY WOMAN FESTAを締めくくることができました。
一方で、最近では女性の健康や性に関する情報が巷に溢れていますが、まだまだ北海道の女性たちが、自分の未来のために選び取り、行動するための有用な情報や、悩みを共有する場は乏しいのだと改めて感じました。女性が生き生きと自分らしい人生を送るために…これからも北海道の女性たちに寄り添った活動を続けていきたいと想いを新たにしました。

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https://happywoman.online/event/hwf/hwf2023/


※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※「HAPPY WOMAN®」「HAPPY YELLOW®」は一般社団法人HAPPY WOMANの登録商標です。


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