「タイパ」に疲れた私たちへ。心を満たす「メンパ時間」のすすめ|HAPPY WOMAN ACADEMY

「タイパ」に疲れた私たちへ。心を満たす「メンパ時間」のすすめ|HAPPY WOMAN ACADEMY
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気づけば「タイパ」を優先してしまう毎日

気づけば最近、「それってタイパいい?」と考えることが増えていませんか?

動画は1.5倍速で再生し、移動中もスマートフォンで情報収集。AIが日常に入り込んだことで、私たちはこれまで以上に“効率よく生きる”ことができるようになりました。

限られた時間の中で、物事を効率よくこなすことは、さまざまな役割をこなしながら毎日を過ごす私たちにとって、とても大切な視点です。

一方で、ふとした瞬間に「なんだか満たされていない」「疲れたな」と感じることはないでしょうか?

タイパを重視すること自体が、悪いわけではありません。
ただ、効率だけでは満たされない“心の感覚”があるのも事実です。

そんなときに意識してみたいのが、
「メンパ(メンタルパフォーマンス=心理対効果)」という考え方です。

どれだけ効率的に時間を使えたかではなく、
その時間が、自分の心をどれだけ満たしてくれたか。

以前ご紹介した「4行日記」も、“メンパ時間”のひとつに分類できます。
自分の内側に目を向ける時間は、心を静かに整えてくれるからです。


“メンパが高い時間”は人それぞれ

メンパを整える行動は、人によって異なります。

例えば、

  • 五感を使って何かを“感じる時間”
  • 何もせずに心身を“ゆるめる時間”
  • 好きなことに没頭して“満たす時間”
  • 自分の内側に目を向けて“整える時間”

こうして分けて考えてみると、「自分に合うメンパ時間」が見つけやすくなります。

私にとって“メンパが高い時間”といえば、宝塚歌劇の観劇です。

高校生の頃から続けている長年の趣味ですが、チケットを取るのも簡単ではなく、観劇は休憩を含めて約3時間。準備や移動も含めると半日ほどかかることもあり、決して“タイパが良い”とは言えません。

それでも、いつもより少しだけおしゃれして出掛け、舞台が始まったら日常生活を忘れて夢の世界に没入していきます。心が大きく動き、気づけば涙がこぼれたり、胸が高鳴ったり。

スマートフォンの電源はもちろんオフにしているので、自然とデジタルデトックスにもなっています。

観劇を終えたあとは、心が満たされて、「また明日から頑張ろう」と思える自分がいます。
——推しが持つ力は、計り知れません!

“メンパが高い時間”を持つことは、
「自分のために時間を使っている」という実感につながります。

誰かのためでも、何かを達成するためでもなく、ただ「自分が満たされる」ことを大切にする時間。その積み重ねが、「これでいい」「これが自分だ」と思える感覚へとつながっていきます。

そしてその感覚が、自己肯定感を静かに支えてくれるのだと思います。


忙しい毎日でもできる、“メンパ時間”のつくり方

とはいえ、毎回観劇のように時間をかける必要はありません。

1日数分でもいい。お気に入りの音楽を聴く時間をとる、ひとりでほっと一息つくコーヒータイムを作る、移動時間で読書をするのもいいですし、1分だけ目を閉じてぼーっとするのでもOK!

大切なのは、

「自分の心がゆるむ時間」を持つことと、その時間を「自分で選んだ」と意識すること。その意識があるだけで、その時間は立派な“メンパ時間”になります。


自分のために時間を選ぶということ

タイパももちろん大切です。でも、ときには「自分の心が満たされるかどうか」で時間の使い方を選んでみる。「何もしない時間」を作ってみる。そんな小さな選択が、日々の過ごし方をやさしく変えてくれるように思います。

忙しい毎日の中だからこそ、あなたにとっての“メンパが高い時間”を、少しだけ意識してみませんか?

自分のために時間を選ぶことが、“自分らしく生きる力”につながっていくかもしれません。

(参考)
日経X TREND 特集「脱タイパ」&「メンパ」新消費の実態

【記事】吉田 ゆきみ(エンタメ系企業の広報・IR)
教育学部を卒業後、新卒でエンタテインメント商材を扱う商社に就職。玩具制作部門、品質保証部門を経て経営企画部門へ異動。広報歴約13年。プライベートでは2児の母。我が子と宝塚とアイドルへの”推し活課金”が止まらないワーキングマザー。自己肯定感アカデミー認定教室講師。

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この記事を書いた人

各分野のプロであり使命を持つ女性リーダーの育成【アマテラスアカデミア】のメンバーが執筆する記事をお届けします。