『女性の声を力に。』
女性の感性・視点でかんぽの宿をリブランディング
2019年9月13日(金)・14日(日)の2日間に渡り『かんぽの宿 presents HAPPY WOMAN伊豆サミット2019』が開催されました。リニューアルが予定されている「かんぽの宿 伊豆高原」のリニューアルプランに対するマーケティング、リブランディングを女性視点・感性で考える女性会議。当日は20代〜60代までの様々な職業を持つ女性20名が集い、1泊2日のエネルギッシュなアイデアソン(ワークショップ)が繰り広げられました。
1日目:9月13日(金)
11:00〜13:00|集合・周辺観光
伊豆高原駅に次々と参加者が集まり始めます。全員が揃ったところで、観光バスに乗り込み、まずは周辺観光に。
出発前にHAPPY WOMAN実行委員長の小川からみなさんに挨拶があり、一行を乗せたバスは伊豆高原の名所「大室山」へ向かいます。あいにくの曇り空でしたが、大室山には心地よい風が吹き、想像以上の絶景に歓喜の声が。ビューポイントでの記念撮影後は、再びバスに乗車、一碧湖を周ったバスは宿に向かいます。
13:00〜14:00|昼食
かんぽの宿伊豆高原に到着した一行は、荷物を置いて昼食会場へ。美味しい和のランチをいただきました。
2時間前の集合時には、どこかぎこちなかった雰囲気も、観光とランチを終えると緊張がほぐれてきたように見えました。さぁ、これからが本番。一同サミットの会場へ向かいます。
14:00〜14:30|開会式
◎ 開会の挨拶 HAPPY WOMAN実行委員長 小川孔一
◎ ご挨拶 日本郵政株式会社 専務執行役 谷垣邦夫様 / かんぽの宿 伊豆高原 副総支配人 宮城様 / 日本郵政株式会社 伊藤様
まず始めにHAPPY WOMAN実行委員長の小川より開会の挨拶と、伊豆サミットの概要についての説明がありました。
その後、日本郵政の谷垣専務、かんぽの宿伊豆高原の宮城副総支配人、日本郵政の伊藤様よりご挨拶、今後のリニューアル計画についてもお話いただきました。
14:30〜17:00|会議第1部
さぁ、いよいよここからが本番。
会議は2日間に渡り、年齢も職業もキャリアも異なる20名の女性たちが、様々な視点から多様な意見を出し合いアウトプットしていくアイデアソン(ワークショップ)形式で進められていきます。HAPPY WOMAN事務局長の杉本による軽快なファシリテーションで、伊豆サミット「かんぽの宿伊豆高原」リブランディング会議がスタートしました。
20名の参加者は1チーム5名の構成で4グループに分かれてアイデアソン(ワークショップ)を行います。最初はチーム内での自己紹介から。少し雰囲気が和んできたところで早速ワークにとりかかります。テーマは「女性が期待する旅行や宿」について。スタートと同時に全員が躊躇なく思いつく言葉を付箋に書き出していきます。あまりの勢いに付箋不足が心配されるほど(笑)。各自書き出した内容は、チームのメンバーに説明しシェアをしていきます。
途中、ゲストに伊東市観光協会の村田様をお招きし、ご挨拶と伊東市の観光や魅力についてご紹介いただきました。参加者との質疑応答もあり、アイデアソン(ワークショップ)の参考となる話も伺うことができました。
集合写真の撮影と休憩を挟み、グループワークへと移ります。山ほど書き出された付箋を、その内容の関係性なども探りながら、各グループごとまとめ、大きな模造紙に貼っていく作業が続きます。
個人で出た意見をグループ化、関係性を探りながら、テーマの「女性が期待する旅行や宿」を文章化し、チームごとに発表していきます。同じテーマで同じ作業を行っても、各チームそれぞれに個性が溢れ、序盤からこの後の展開に期待が膨らむ発表となりました。
会議第1部はここで終了し、各自宿泊の部屋へと解散となりました。
18:00〜20:30|夕食
お待たせしました!みなさんの一番のお楽しみ、夕食の時間となりました。一同夕食会場に集まり、事前にくじ引きで決めたグループで着席します。今回のメニューはかんぽの宿伊豆高原のリニューアルに向けて開発中の新メニューを特別にご用意いただきました。また、観光で訪れた大室山をイメージしたオリジナルカクテルも食前酒としてご提供いただきました。
美味しい食事とお酒と、楽しいおしゃべりで、あっという間の2時間半が過ぎていきました。このまま温泉に入って就寝、といきたいところでしたが、ワークショップ本日の仕上げのため、再び会議室へと移動します。
20:45〜21:30|会議第2部
第2部は、明日の最終発表に向けて、本日の振り返りを行います。
続いては、かんぽの宿伊豆高原のリニューアルネーミング案について、グループディスカッションを行なっていきます。参加者には宿題としてネーミング案を事前にイメージしてきてもらっています。意見をチーム内で共有し、集まったネーミング案や方向性などをチームにごと発表。専門家からもアドバイスをもらい、全員でネーミングに対するイメージ作りをしていきます。最後に第1部で行なったワークの振り返りを行い、伊豆サミット1日目が終了となりました。
2日目:9月14日(土)
10:00〜12:00|会議第3部
朝風呂、朝食など、各自の時間を楽しんでいただいた後、10時より会議を再開。午前中チームごとに発表資料作成に取り組んでいきます。
1泊の顧客体験で見たこと感じたことを、参加者それぞれの得意分野を生かした目線でリブランディングすることがポイントとなります。作業は午前中の2時間のみ。各チーム真剣な表情で話し合いながら、発表資料の作成に打ち込んでいました。
13:00〜14:30|会議第4部
昼食会場でのランチ休憩の後は、13時より今回のサミットの集大成「発表会」です。
午前中たった2時間の作業とは思えないほど、どのチームもハイクオリティな資料が完成されていました。企画内容、資料のまとめ方、そして提案力と、素晴らしいプレゼンテーションが繰り広げられ、満足度の高い発表会となりました。
発表会から見学にきて頂いた参議院議員の平山佐知子様に、ご挨拶をいただき、静岡県在住ということと同じ女性として、この発表に大きな期待と関心を寄せられていました。
14:30〜15:00|閉会式
1泊2日の伊豆サミットも閉会の時を迎えました。かんぽの宿熱海の後藤総支配人、日本郵政の谷垣専務からご挨拶をいただいた後、HAPPY WOMAN実行委員長の小川の閉会の挨拶で伊豆サミットは盛大に幕を閉じました。
「かんぽの宿presents HAPPY WOMAN伊豆サミット2019]は、女性の感性・視点で宿をリブランディングすることをテーマに、年代も職業も異なる様々な女性20名で構成した合宿型のアイデアソン(ワークショップ)。参加者同士どのような化学反応が起こるのか、どのようにアウトプットされるのか、とてもワクワクするサミットでした。
実際に期待していた以上の手応えを感じることができ、参加者、主催者、共催者ともに満足度が高く、学びの多い会議となりました。
しかし、リブランディングはここからがスタートです。今回あげられた意見をどうブラッシュアップしていくか、今後の展開に大きく期待します。
この度の「かんぽの宿presents HAPPY WOMAN伊豆サミット2019」を開催するにあたり、ご参加頂いた20名の女性のみなさま、お忙しい中ご協力を賜りありがとうございました。また、私どもを温かくお迎えいただきました、かんぽの宿伊豆高原のスタッフのみなさま。おもてなしに心より感謝申し上げます。そして、サミット開催までの企画、実施までをご一緒いただきました日本郵政のみなさまにも心よりお礼申し上げます。
HAPPY WOMANはこれからも共にかんぽの宿を盛り上げて行きたいと考えております。