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個人部門賞に夏木マリ氏、高橋メアリージュン氏、長谷川ミラ氏、井出有希氏、斎藤睦美氏、企業部門賞にエアークローゼット、西川、明治、LIXIL住宅研究所を表彰
持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」として夏木マリ氏、高橋メアリージュン氏、長谷川ミラ氏、井出有希氏、斎藤睦美氏の5名、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」として、エアークローゼット、西川、明治、LIXIL住宅研究所の4社を『国際女性デー表彰式 HAPPY WOMAN AWARD 2023 for SDGs』にて授与させていただきました。
【企業部門】女性応援ブランド賞
企業部門では、株式会社エアークローゼット、西川株式会社、株式会社明治、株式会社LIXILの4社が受賞。
エアークローゼットはプロのスタイリストが服を選び届けてくれるサブスクリプションサービスを行っていますが、忙しい女性が時間や手間をかけずにおしゃれを楽しめることが評価されました。
同社の月原優子氏は「ワクワクが空気のように当たり前になる社会の実現に向けて、何気ない日常が普段着を通してワクワクできる瞬間になるのでは」と展開する目的を説明。
2歳半の娘さんがいる月原氏は「目が回るような忙しさで投げ出したくなる瞬間もあります。それでも娘と届いたお洋服を一緒に見て『似合うね』『これ着てみなよ』とコミュニケーションが生まれます」と自身の実体験も交えて挨拶しました。
西川株式会社は生理用品と併用して生理中の女性の不安を軽減するフェムケア用品『まもら騎士(まもらナイト)』を昨年4月に発売しました。経血もれの不安を除くことにより睡眠をしっかりとれることで社会進出や家事労働などへの活力を支える意図があります。
西川株式会社の横山芳乃氏も「西川としては睡眠を明日へのエネルギーチャージの大切な時間と捉えています。経血もれの不安や悩みから解放することで女性に対して活力をより与えられる商品として展開したい」と抱負を語りました。
栄養の側面からの取り組みを評価されたのが株式会社明治です。女性特有の健康に着目した商品「α-LunA」(アルファルナ)が休み時間がとれずに我慢している女性に向けた食と栄養の応援であるとしてその取り組みが授賞理由となりました。
株式会社明治からは吉田奈々絵氏、末吉さやか氏が登壇。吉田氏は「明治が100年以上たいせつにしているのは栄養で国に報いる『栄養報国』ですが栄養は体だけでなく心も満たすものです。商品をきっかけに体のことを知り関心が高まればうれしく思います」と喜びを語りました。
株式会社LIXIL住宅研究所は主力商品『FAVO』において、未就学児がいる共働き世帯をメインターゲットとした新商品「FAVO for KIDS』を2022年5月から発売しました。ニーズを捉え育てやすく暮らしやすい持続可能なすまいを提供している点が評価されました。
同社の若松奈央氏は「こどもにやさしいはみんなにやさしいを掲げ、キッズ研究所の研究をいかし提案したものです。今年度から未就学児を育てながら働いている女性をママアンバサダーにアンケートなどを行いながらご意見をいただき日常の気づきやリアルな視点を取り入れています」と開発秘話を明かしました。
【個人部門】HAPPY WOMAN賞
個人部門では、5名が受賞。
株式会社マムズの斎藤睦美氏は2021年、葉山に産後ケア日本最大の産後ケアホテル「マームガーデン葉山」をオープン。出産という幸せな状況と相反し、産後の体は疲れてきっていて産後うつやお世話や家事などで調子を崩す人が年々増えています。その状況を変える大きな試みです。
斎藤氏はお客様から感謝をいただいた経験を交えて挨拶に臨みました。
「『1人目は産後うつになり2人目はどうしようかというときにマームガーデンに出会いました。1人目と全然違う産後ケアを過ごせてもう一人産みたいと思いました』。そう思っていただける方が増えるように社会をつくっていきたいです」
出張シェフサービスを手がけるのは株式会社シェアダインの井出有希氏です。
家庭の食の悩みを食の専門家がうかがい解決するサービスですが、井出氏自身、5年前に3歳の子の食事に悩んだのをきっかけに「ママだけが担わなくていい、社会全体で担っていくサービスを。出張サービスが当たり前になれば豊かになる」と考え始めたそうです。
50名のシェフでスタートし現在は3000名を超えるまでに。管理栄養士や料理人として活躍した女性も数多く、女性が活躍できるプラットフォームを築いたことにも高評価が集まりました。
Z世代ならではの視点と発信力が評価されたのがモデルの長谷川ミラ氏です。オールサステナブルブランド「JAM APPAREL」を運営するjamのCEOとして活動し、環境問題や社会問題に対してもSNSなどで積極的に発信。
「まだまだ『国際女性デーって何の日?』と聞かれることも多いので、まずは知っていただくことが大切だと思います。小さな声かもしれませんが、これからも楽しくハッピーに発信できたらと思います」と、喜びとともに語りました。
高橋メアリージュン氏も発信と行動力にあふれた1人です。アジアで日本がワーストであるフードロスの問題解決のため発信したり、フードロス削減プロジェクトのイベント開催などが評価されました。
「フードロスを教えてくださってくれた方のおかげです。知ることによって行動ができたので、知ることがすごく大きな一歩になると思っております。日本ではフードロスを含めSDGsについて知らない方が多いというのはある意味、希望だと思っています。私と同じようにSDGsにかかわることを知っていただければ、行動に移すのではと思っています」
長年にわたり継続して支援活動を行ってきたのが夏木マリ氏です。パートナーの斉藤ノヴ氏とともに、一般社団法人「One of Loveプロジェクト」を立ち上げ2009年から途上国支援を始めて15年になります。音楽と薔薇で子供たちの教育環境整備、母親たちの雇用支援に取り組んできました。
「子どもたちの笑顔を見たら1回でさよならは無責任だと思いました。2023年のこの日にいただいたことは励みになります。仕事を始めてちょうど50年、SDGs、ジェンダー問題、真剣に考えないといけないなというのが今年です。世の中は複雑に変わっていますが、日本からできることを進めたいと思っています」と喜びと抱負を語りました。
シンボルカラーであるイエローにあふれた会場は、コロナ禍では困難だった人と人が出会い交流することができる喜びと笑顔に満ちていました。
その中で、自身の体験や気づきから一歩行動に踏み出した受賞者の方々の姿勢は、持続可能な未来づくりの基盤である「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」へと前進していることを実感させるとともに、未来は変えていけるという希望を伝えているようでした。
【満員御礼】多くのご来場と報道ありがとうございました 3月8日の国際女性デーにウェスティンホテル東京にて表彰式を開催。 個人部門「HAPPY WOMAN賞」・企業部門|女性応援ブランド賞を授与 テレビ番組「ゴゴスマ~GOGO!Sm[…]