日本の夏を彩る「凛 夏雅祭(KAGASAI)」
伝統美と未来を紡ぐ特別な一日
2025年8月16日(土)、東京の神宮外苑・日本青年館ホテルを舞台に「凛 夏雅祭(KAGASAI)」が開催されました。浴衣で集い、学び、体験し、夜空を飾る「神宮外苑花火大会」の大輪の花火をともに楽しむ、忘れられない夏の一日となりました。
開会式と調印式──凛の未来をつなぐ宣言
イベントは開会式からスタート。凛を代表して、一般社団法人HAPPY WOMAN代表の小川孔一が登壇し、プロジェクトの目的と今後の展望を発表しました。「伝統文化を未来へと紡ぎ、世界に誇れる日本の美を次世代に残していく」――その力強いメッセージに、会場全体が大きな拍手に包まれました。

続いて行われた調印式では、共創パートナーとして以下の団体・企業が参画を表明しました。
調印団体・調印者一覧
- 一般社団法人 全日本伝統文化後継者育成支援協会
代表理事 木村 麻子様 - 一般財団法人民族衣裳文化普及協会
会長 原 茂利様 - 一般社団法人 日本きもの連盟
副理事/株式会社福田屋呉服店 佐々木 英典様 - 株式会社 松枝衣裳店総本店
執行役員 松枝 里奈様 - 株式会社 くふうウェディング
常務執行役員 春日 啓一様 - 一般社団法人 国際婚礼文化協会
代表理事 安部 トシ子様 - 一般社団法人 HAPPY WOMAN
代表理事 小川 孔一 - (オブザーバー)
伝統文化共創プロジェクト
【人間国宝】小鼓方大倉流十六世宗家 大倉 源次郎様
それぞれが署名を交わし、今後も「KIMONO PROJECT -凛- Rin」を力強く推進していくことを確認。日本の伝統文化を次世代へつなぐための新たな一歩が刻まれました。
トークショー──はなさんが語る「凛と生きる、美しく咲く」
午後3時からは、モデル・タレントのはなさんを迎えたスペシャルトークショーが行われました。テーマは「凛と生きる、美しく咲く」。和の美意識と、自分らしいライフスタイルを大切にする彼女の言葉に、観客は深くうなずき、時に微笑みながら耳を傾けていました。



体験プログラム──浴衣で夏の主役に
来場者は、プロのスタッフによる浴衣着付け&スタイリングで華やかな和装姿に変身。さらに、プロカメラマンによるフォトセッションで美しい瞬間を残し、一人ひとりが「夏の主役」となれる特別な時間を楽しみました。

ワークショップ──体験から生まれる私らしさ

つまみ細工体験
──一輪に宿る想い
小さな布片を折り重ねて花を形づくるつまみ細工。細やかな手しごとに集中する時間は、心を穏やかに整えてくれるひととき。完成した髪飾りや帯飾りは浴衣姿に映え、夏の思い出を彩りました。
(運営:一般社団法人 TSUMAMIZAIKU JAPAN)

オリジナル缶バッジづくり
──布から生まれる個性
端布を使った缶バッジづくりでは、色や柄を自由に選び、世界にひとつのアクセサリーを制作。完成した作品は帯やバッグに飾られ、「私らしい!」と笑顔で語り合う参加者の姿が印象的でした。
(運営:マナブデザイン×コ・クリエーションデザイン)

やまとことば姓名鑑定
──名前に宿る力を知る
やまとことばの響きをもとに、自分の名前に込められた意味を読み解く姓名鑑定。参加者からは「新しい発見があった」「前向きになれる言葉をいただけた」との声が相次ぎ、自分自身を見つめ直すかけがえのない体験となりました。
(運営:凛夏雅祭 やまとことば姓名鑑定実行委員会)
神宮外苑花火大会

花火大会とクライマックス
──夜空に咲く大輪の華
夕刻からは神宮外苑花火大会。ライブプログラムの盛り上がりとともに熱気は最高潮に達し、夜空を彩る大輪の花火が参加者の心を魅了しました。
浴衣姿で見上げる花火は、「凛 夏雅祭」を締めくくる感動の瞬間となりました。
伝統美と未来が交わる一日
「凛 夏雅祭(KAGASAI)」は、浴衣を中心に、日本の伝統文化を体感しながら、自分らしさを再発見できる特別な時間でした。開会式での調印式から始まり、はなさんのトーク、浴衣姿での体験プログラム、ワークショップ、そして夜空に咲いた花火まで――そのすべてが“凛と美しい”一日に結晶しました。

KIMONO PROJECT -凛- Rin
企画・運営事務局|一般社団法人HAPPY WOMAN/⼀般社団法⼈国際婚礼⽂化協会
共創パートナー|一般財団法人民族衣裳文化普及協会/一般社団法人日本きもの連盟
© Copyright KIMONO PROJECT -凛- Rin