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【横浜国際映画祭レポート】南果歩、グレッグ監督らが登壇「異文化を超えて、理解し合うことの大切さを伝えたい」|映画『ルール・オブ・リビング』

横浜国際映画祭レポート
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南果歩&グレッグ監督が語る“分かり合うこと”の大切さ

文化を越えた心の交流と、映画に込めた想い

5月4日(日)に横浜みなとみらいで開催された「横浜国際映画祭」にて、映画『ルール・オブ・リビング』が上映され、舞台挨拶に女優・南果歩さん、グレッグ監督、プロデューサーのジェフリー・ロウさんが登壇しました。

異なる文化や言語をテーマに描かれた本作の魅力や、制作の舞台裏、そして作品に込めた想いについて、それぞれが熱いメッセージを届けました。

【横浜国際映画祭レポート】南果歩、グレッグ監督らが登壇「異文化を超えて、理解し合うことの大切さを伝えたい」|映画『ルール・オブ・リビング』

南果歩「人生は変化の連続。その過程を愉しんでほしい」

「この映画では、日本語と英語、そしてさまざまな文化が交錯します。時には立場が逆転し、違いを乗り越えて理解し合う――それはまさに人生そのもの。変化を愉しむことこそが、人生の醍醐味だと感じています。」

南さんにとって本作は、25年前に舞台で共演したグレッグ監督との再会作でもあります。
「彼が長年あたためてきた夢の作品に関わることができて本当に幸せです」と振り返りました。

撮影現場では、電車の音との“闘い”もあったそう。
「駅が近い場所だったので、電車の通過音を避けながらセリフを撮るのが大変でした」と舞台裏を語り、会場を沸かせました。

グレッグ監督「違いは分断ではなく、学び合いの機会」

「私はモナコ、アメリカ、日本と、さまざまな国で暮らしてきました。だから自分は“世界人”だと思っています。」

グレッグ監督は、本作に込めたメッセージについて「異なる文化に出会ったときに感じる戸惑いや痛みはあるけれど、その中には学びと希望がある」とコメント。「戦争や分断のない未来をつくるためには、まずは“知る”ことから始めてほしい」と語りました。

劇中のエピソードの多くは、監督自身が実際に体験した出来事がベースになっているとのことです。

【横浜国際映画祭レポート】南果歩、グレッグ監督らが登壇「異文化を超えて、理解し合うことの大切さを伝えたい」|映画『ルール・オブ・リビング』

ジェフリー・ロウ「小さなチームで、全力でつくりあげた映画」

本作でプロデューサーを務めたジェフリー・ロウさんは、「日本語と英語が入り混じる環境での撮影は、毎日が挑戦でしたが、スタッフ全員がベストを尽くしました」と熱い想いを語りました。

「どのシーンも心を込めて撮影したので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです」と力強く呼びかけました。

レッドカーペットでは、観客に共感のメッセージ

南果歩
その後、レッドカーペットイベントにも登場した南果歩さんは、「この映画は、日常にあるカルチャーギャップや言葉の違いを乗り越え、分かり合おうとする人たちの物語です」とあらためて作品のテーマを紹介。

「分断が広がる今の時代だからこそ、隣人を理解し、お互いに歩み寄ることが大切。そして、ミドルエイジの皆さんにも、何歳からでも“変化”に向き合う勇気を持ってほしい」と呼びかけ、会場からは温かな拍手が送られました。

映画は9月19日より全国公開。
言葉や文化、世代を超えて心をつなぐストーリーが、多くの人々の胸に響くことを願ってやみません。


映画『ルール・オブ・リビング』
2025年9月19日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

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